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YouTubeのAdSenseアカウントを変更する方法:チャンネルの買い手向けガイド

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Vladislav P
更新日 10分で読めます

YouTubeのAdSenseアカウントを変更するには、YouTube Studioの「収益化」タブを使います(変更できるのは32日に1回です)。チャンネルが自分の名義になっていれば、作業は数分で終わります。買い手が間違えやすいのはタイミングです。筆者がこれまでに携わった1万件以上のチャンネル取引でも、売却後に起きた支払いをめぐる揉め事は、たいていこの1つの設定が原因でした。

このガイドでは、買い手の立場から手順を解説します。設定がどこにあるか、取引中のどのタイミングで操作すべきか、すでに発生した収益はどうなるか、そしてAdSenseアカウントの国がチャンネルの国とどう関係するかを順に見ていきます。

要約

購入したチャンネルの収益化はそのまま引き継がれますが、広告収入は連携されているYouTube向けAdSenseアカウントに支払われます。オーナー権限の譲渡が完了したらすぐに、YouTube Studioの「収益化」で切り替えましょう。YouTubeでは連携の変更が32日に1回に制限されているため、最後に変更した時期を事前に売り手に確認しておきます。支払いは、残高が$100に達すると始まります。

販売中の収益化済みYouTubeチャンネル

YouTubeのAdSenseアカウントを変更する:YouTube Studioでの手順

支払い先のアカウントを切り替えられるのはチャンネルのオーナーだけで、YouTubeは切り替えを32日に1回に制限しています。設定はYouTube Studioの「収益化」にあり、連携中のYouTube向けAdSenseアカウントが表示されているブロックで操作します。管理者や編集者もチャンネルの一部を閲覧できますが、変更の操作ができるのはオーナーだけです。

チャンネルが自分のものになったら、次の手順でYouTubeのAdSenseアカウントを変更します。

  1. パソコンで、現在チャンネルを所有しているGoogleアカウントを使ってYouTube Studioにログインします。
  2. 左側のメニューで「収益化」を開き、YouTube向けAdSenseのブロックを探します。
  3. 「変更」をクリックし、パスワードまたは2段階認証プロセスのコードを求められたら、本人であることを確認します。
  4. 承認済みのYouTube向けAdSenseアカウントがあるGoogleアカウントを選択します。まだアカウントがない場合は、新しく作成します。
  5. 関連付けを承認し、YouTube Studioに戻るまで待ちます。
  6. 「収益化」に自分のアカウントが表示されていることを確認し、AdSenseで税務情報とお支払い情報を入力します。

新しいYouTube向けAdSenseアカウントは、Googleの承認を受けるまで有効になりません。承認には数日かかることがあるため、取引が完了する前に作成しておきましょう。GoogleのAdSenseのルールでは、アカウントは受取人1人につき1つまでです。すでに承認済みのアカウントがあれば、それを使えます。1つのアカウントを複数のチャンネルに連携できます。

チャンネル自体がパートナープログラムに申請し直す必要はありません。収益化はチャンネルに付いているため、Hypertubeの価格データでは、販売中の収益化済みYouTubeチャンネルの設定価格は、同等の未収益化チャンネルの約3倍です。

収益の分配率も変わりません。YouTubeがパートナープログラムの概要で定めているとおり、クリエイターの取り分は長尺動画で55%、Shortsで45%です。選べるのは、その取り分の振込先だけです。

取引中、買い手はいつAdSenseを切り替えるべきですか?

AdSenseの連携は、チャンネルのオーナーになった後、エスクロー(代金の一時預かり)から売り手に代金が支払われる前に切り替えます。それより早く切り替えることはできません。オーナーになるまでは売り手しか変更できず、オーナーになった後は、1日遅れるごとに、チャンネルの広告収入が自分の管理していないアカウントに入り続けます。

筆者がすべての取引で必ず行う確認があります。AdSenseの連携を最後に変更した日付を、「収益化」タブのスクリーンショットと一緒に売り手に出してもらうことです。売り手が10日前に連携し直していた場合、その後22日間は変更できず、その間もチャンネルの収益は売り手に支払われ続けます。収益の数字を開示している出品は半数に満たない(約43%)ため、このスクリーンショットが実際の収益を初めて確認する機会になることもよくあります。

次の表は、購入の各段階でAdSenseの連携を管理しているのは誰か、買い手が何をすべきかをまとめたものです。

取引の段階AdSenseを管理する人買い手がすること
支払い前売り手最後に変更した日付を確認する
代金をエスクローでお預かり中売り手自分のアカウントの承認を受けておく
オーナー権限の譲渡後買い手その日のうちに連携を変更する
その後の32日間買い手連携には触れない
最初の支払いサイクル買い手収益が自分の残高に入っているか確認する

出典:YouTube向けAdSenseに関するYouTubeのルールとHypertubeの取引実務(2026年10月時点)。

Hypertubeでは、こうした手順を進めている間、代金は担当者が管理する安全なエスクローの仕組みでお預かりしています。そのため、売り手に代金が支払われる前に新しい連携を確認できます。個人間の取引にはこうした猶予がないため、引き渡し月の収益をどちらが受け取るかを書面で取り決めておきましょう。

1つのミスで丸1か月を失うことがあります。急いで違うGoogleアカウントを連携してしまうことです。32日の制限は買い手にも適用されるため、クリックを間違えると、次に変更できるようになるまでチャンネルの収益は誤ったアカウントに支払われます。譲渡の日までにどのAdSenseアカウントを使うかを決め、一度ログインして、停止されていないか、確認待ちになっていないかを確かめておきましょう。

アカウントの切り替え中、支払いはどうなりますか?

収益は連携されたアカウントに入るため、切り替え前に確定した収益は売り手のAdSense残高に残り、切り替え後の収益は自分の残高に積み上がります。2つのアカウントの間でお金が移ることはありません。GoogleのAdSenseのルールでは残高が$100に達すると支払われるため、小規模なチャンネルでは最初の支払いまで1か月以上待つこともあります。

グレーゾーンになるのが引き渡しの月です。YouTubeは各月の収益を翌月に確定しますが、月の途中で切り替えた場合の配分について、確実にこうなると言えるほど単純なルールは見つかっていません。これは取引条件として扱いましょう。売り手がその月の収益を受け取り、その分を価格に反映させるか、月初めの数日のうちに切り替えて、そもそも問題が起きないようにするかのどちらかです。

低価格帯のチャンネルでは、控えめな数字を想定しておきましょう。Hypertubeの価格データでは、収益を報告している低価格帯のチャンネルの月間収益の中央値は、RPMが$1前後で約$70です。そのため、$100の支払い基準額に届くのは2か月目になります。プレミアムなチャンネルの価格は月間利益の約18倍なので、収益を受け取れない月が1か月あるだけでも、支払った金額に対して無視できない損失になります。

新しいアカウントでは、最初の支払いの前に、Googleから税務情報の入力と、本人確認または住所の確認も求められます。支払いはこれらが完了するまで保留されるため、連携した当日に済ませましょう。支払いのスケジュール全体は、筆者のガイド『YouTuberはいつ、どのように収益を受け取るのか』にまとめています。

この設定に気を配るべき理由は、その規模を見ればわかります。YouTubeのCEOによると、YouTubeは4年間でクリエイターに1,000億ドルを支払っています。そして広告収入がクリエイターに届くのは、連携された支払い用アカウントを通じてだけです。

チャンネルから受け取れる収益を試算する

支払い用アカウントを連携する前に、再生回数とRPMから月間の広告収入を見積もりましょう。

YouTube収益計算ツールを開く

YouTube AdSenseの国:チャンネルの国と違っていても大丈夫ですか?

大丈夫です。チャンネルの設定にある居住国と、AdSenseアカウントの受取人の国は2つの別々の項目で、一致している必要はありません。この市場の買い手は日常的に国境を越えて取引しています。売り手の国は50か国以上にわたり、最も多いアメリカでも出品全体の約23%にすぎません。

変更できないのはAdSense側です。GoogleのAdSenseのルールでは受取人の国は登録時に固定されるため、YouTube AdSenseの国を変更するには、古いアカウントを閉鎖し、新しい国で新しいアカウントを開設して、チャンネルに連携し直す必要があります。この連携し直しで、32日に1回の変更枠を使うことになります。

チャンネル側は変更できます。YouTube AdSenseの国の変更方法を調べてYouTube Studioにたどり着いた場合、「設定 > チャンネル > 基本情報」にある項目はチャンネルの居住国です。YouTubeはこの国をパートナープログラムの利用資格の判断に使いますが、変更しても受取人の国は変わりません。

どちらの項目も収益額を決めるものではありません。国ごとのYouTube AdSenseの単価は視聴者がどこにいるかで決まり、オーナーの銀行口座がある場所は関係ありません。Hypertubeのデータでは、出品されたチャンネルの主要な視聴者の国として最も多いのはインドで、これが低価格帯のチャンネルのRPMが$1前後にとどまる大きな理由です。

購入前に、チャンネルのアナリティクスで視聴者の地域を確認しましょう。収益化の確認について、その他の点は筆者のガイド『AdSenseなしのYouTubeチャンネルを購入する方法』で解説しています。

自分の国でAdSenseが利用できない場合はどうすればよいですか?

その場合でもチャンネルは収益を上げられますが、お金を受け取る別の方法が必要です。パートナープログラムとYouTube向けAdSenseは、それぞれ決められた国でしか利用できません。対象外の国の買い手は、チャンネルが総再生時間4,000時間や登録者1,000人という条件をどれほど満たしていても、支払い用アカウントをまったく連携できません。

YouTube AdSenseの対象国リスト(2026年版)はYouTubeヘルプに掲載されていて、予告なく変わることもあるため、ここには転載しません。収益化済みチャンネルの代金を支払う前に、自分の国が含まれているかを確認してください。受け取れない収益化には、未収益化チャンネルの価格分の価値しかありません。Hypertubeのデータでは、およそ3分の1です。

対象外の国の買い手は、たいてい次の3つの方法のいずれかを選びます。

  • チャンネルの収益を代わりに受け取り、住んでいる国で使える方法で支払ってくれるMCN(マルチチャンネルネットワーク)に加入する。
  • 対象国で登録された会社やパートナーを通じてチャンネルを運営し、AdSenseアカウントはその法人の名義にする。
  • AdSenseを通さないスポンサー契約やアフィリエイトリンクで、広告以外の収益を得る。

Hypertubeは1つ目の方法を自ら提供しています。Hypertube MCNに加入すると、Payoneerや暗号資産(仮想通貨)などの方法で支払いを受けられます。2つ目の方法には、実在する法人とその税務書類が必要です。友人の名義で開設したアカウントはまったく別物で、受取人1人につきアカウントは1つというルールに違反します。

どの方法を選ぶにしても、取引が完了する前に決めておきましょう。長尺動画の取り分55%もShortsの取り分45%も、支払いの経路がつながっていなければ受け取れません。経路がないまま1週間過ぎるごとに、代金を払って手に入れたはずの収益を取り逃がすことになります。

よくある質問

チャンネル購入後、YouTubeのAdSenseアカウントはどうやって変更しますか?
YouTubeのAdSenseアカウントの変更はYouTube Studioでしかできません。チャンネルのオーナーとしてログインし、「収益化」を開いて、YouTube向けAdSenseのブロックで「変更」をクリックし、承認済みのアカウントを選択します。オーナー権限が譲渡された当日に行いましょう。変更は32日に1回までなので、売り手が最近連携を変更していないかを事前に確認してください。
YouTubeのAdSenseの国はどうやって変更しますか?
既存のAdSenseアカウントの国は変更できません。Googleは登録時に受取人の国を固定するため、そのアカウントを閉鎖し、現在住んでいる国で新しいアカウントを開設して、YouTube Studioでチャンネルに連携するしか方法はありません。連携は32日の制限の対象になるため、タイミングを計画しておきましょう。
YouTubeの国とAdSenseの国が違っていても問題ありませんか?
問題ありません。チャンネルの居住国とAdSenseの受取人の国は別々の設定で、一致させなければならない決まりはありません。ただし、Googleはどちらも事実どおりであることを求めています。チャンネルの国は住んでいる国、AdSenseの国は支払いを受け、税務上登録している国です。チャンネルの収益額を左右するのは、これとはまったく別の、視聴者の地域です。
切り替え後、YouTubeからの最初の支払いはいつ受け取れますか?
最初の支払いは、YouTube向けAdSenseの残高が$100に達し、税務情報と本人確認の手続きが完了した後に届きます。Hypertubeのデータで低価格帯のチャンネルの中央値である月約$70の収益なら、収益が発生してから2か月目になります。
売却後もしばらく、売り手のAdSenseを連携したままにしてもらえますか?
技術的には可能です。オーナーが変更するまで連携はそのまま残るからです。ただし、筆者はおすすめしません。古い連携が残っている間は、チャンネルの収益が毎日売り手の残高に入り、それを送ってもらうには売り手に頼るしかありません。32日の制限のためにどうしても遅れる場合は、売り手から受け取る金額とその期日を取引条件に書き込んでおきましょう。
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Hypertube創業者。YouTube業界で5年以上の経験があり、1万件以上のYouTubeチャンネル取引を手がけてきました。

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